Project
三陸国際芸術祭
Summary
東日本大震災で大きく被災した、三陸沿岸地域(約5,700㎢)を舞台とした三陸国際芸術祭。2014年にスタートし、三陸に今も息づく数千ともいわれる郷土芸能と、国内外のアーティスト、そして広大な自然が交差する祭典です。NPO法人いわてアートサポートセンターは三陸沿岸地域を『創造的な復興』を目的に、2018年に結成された三陸国際芸術推進員会(17の地方公共団体と4つの民間団体で構成)に参加、以降、芸術祭のプログラムのディレクションや委員会の事務局運営などに携わっています。現在は三陸15市町村を代表する芸能が解するショーケース型の事業のほか、次世代の担い手等を育成する事業や三陸各地の芸能催事の海外へ発信や観光連携プログラム等に取り組んでいます。
Information
三陸国際芸術祭2022 彩(令和4年度日本博主催・共催型プロジェクト)
- 概要
- 三陸国際芸術祭「彩」キーコンセプトは『彩』。英訳ではREVIVE(再生)。東日本大震災からの11年、芸能『彩(さい)』と『再(さい)』が交差する。三陸の芸能のショーケースを大船渡市で、次世代の育成を洋野町で行い、三陸の祭を訪ねるプロジェクトなどを開催しました。
- 年度
- 2022年度
- 地域
- 三陸沿岸15市町村
- 役割
- 推進員会事務局運営・芸術祭の企画制作・PR・調査など
- WEB
- 三陸国際芸術祭 https://sanfes.com
三陸国際推進員会 https://sanrikuarts.com
- 体制
- 主催|三陸国際芸術推進委員会 独立行政法人日本芸術文化振興会 文化庁 共催:八戸市、階上町、洋野町、久慈市、野田村、普代村、田野畑村、岩泉町、宮古市、山田町、大槌町、釜石市、大船渡市、陸前高田市、住田町、三陸鉄道株式会社、公益社団法人全日本郷土芸能協会、特定非営利活動法人いわてアートサポートセンター、特定非営利活動法人ジャパン・コンテンポラリーダンス・ネットワーク
三陸国際芸術祭2021 縦(令和3年度日本博主催・共催型プロジェクト)
- 概要
- 三陸国際芸術祭「縦」では、三陸沿岸を縦断する三陸鉄道でのアートプロジェクトや、各地の芸能を紹介。芸能者・アーティスト・地域住民の視点から、東日本大震災からの10年を受け、これからの10年を考えるプログラムなどを開催しました。
- 年度
- 2021年
- 地域
- 三陸沿岸15市町村
- 役割
- 推進員会事務局運営・芸術祭の企画制作・PR・調査など
- WEB
- 三陸国際芸術祭 https://sanfes.com
- 体制
- 主催|三陸国際芸術推進委員会 独立行政法人日本芸術文化振興会 文化庁 共催:八戸市、階上町、洋野町、久慈市、野田村、普代村、田野畑村、岩泉町、宮古市、山田町、大槌町、釜石市、大船渡市、陸前高田市、住田町、三陸鉄道株式会社、公益社団法人全日本郷土芸能協会、特定非営利活動法人いわてアートサポートセンター、特定非営利活動法人ジャパン・コンテンポラリーダンス・ネットワーク
三陸国際芸術祭2021 三陸×アジア
- 概要
- 三陸の芸能団体とアジアの芸能団体による共同製作舞台「髪長姫」を東京2020 NIPPINフェスティバル共催プログラムとして開催したほか、三陸とアジアの芸能団体の交流事業等を開催しました。
- 年度
- 2021年
- 地域
- 三陸沿岸15市町村
- 役割
- 推進員会事務局運営・制作など
- WEB
- 三陸国際芸術祭 https://sanfes.com
三陸国際推進員会 https://sanrikuarts.com
- 体制
- 主催|三陸国際芸術推進委員会、国際交流基金アジアセンター 共催|公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会、八戸市、階上町、洋野町、久慈市、野田村、普代村、田野畑村、岩泉町、宮古市、山田町、大槌町、釜石市、大船渡市、陸前高田市、住田町、三陸鉄道株式会社、公益社団法人全日本郷土芸能協会、特定非営利活動法人いわてアートサポートセンター、特定非営利活動法人ジャパン・コンテンポラリーダンス・ネットワーク
三陸国際芸術祭2018「宿ル」2019「触ル」
- 概要
- 三陸の芸能団体とアジアの芸能団体の交流を軸として、三陸沿岸各地で芸術祭を開催。アジア団体は三陸各地での縦断の旅を行い、各地の芸能団体との交流が行われたほか、共同製作演目の『シシの系譜』などもつくられました。2019年度はコロナ禍により冬プログラムが中止となりました。
- 年度
- 2018年、2019年
- 地域
- 三陸沿岸15市町村
- 役割
- プログラムディレクター・制作・事務局アドバイザーなど
- WEB
- 三陸国際芸術祭2018 https://sanfes.com/2019/
三陸国際芸術祭2019秋 https://sanfes.com/2019_20/programs/intro/fall
三陸国際芸術祭2019冬 https://sanfes.com/2019_20/
- 体制
- 主催│三陸国際芸術推進委員会、国際交流基金アジアセンター、NPO 法人ジャパン・コンテンポラリーダンス・ネットワーク
共催│八戸市、宮古市、大船渡市、久慈市、階上町、岩泉町、大槌町、住田町、普代村、田野畑村、三陸鉄道株式会社、 NPO 法人いわてアートサポートセンター、(公社)全日本郷土芸能協会、みんなのしるし合同会社ほか
三陸国際芸術祭2023 移ル(令和5年度日本博2.0事業(委託型))
- 概要
- 土地土地に根付く芸能は、時代時代の人々を介して、伝承し、留まり、育まれてきました。時間と人の移り変わりの中で、脈々と紡がれた物語とこれから紡がれる未来の物語がここにあります。私たちの未来は、これからどんな「移ル」を迎えようとするのか、そのヒントを手繰り寄せるプログラムが開催されます。
- 年度
- 2023年度
- 地域
- 三陸沿岸15市町村
- 役割
- 推進員会事務局運営・芸術祭の企画制作・PR・調査など
- WEB
- 三陸国際芸術祭 https://sanfes.com
三陸国際推進員会 https://sanrikuarts.com
- 体制
- 主催| 三陸国際芸術推進委員会 独立行政法人日本芸術文化振興会 文化庁
共催|八戸市、階上町、洋野町、久慈市、野田村、普代村、田野畑村、岩泉町、宮古市、山田町、大槌町、釜石市、大船渡市、陸前高田市、住田町、三陸鉄道株式会社、公益社団法人全日本郷土芸能協会、特定非営利活動法人いわてアートサポートセンター、特定非営利活動法人ジャパン・コンテンポラリーダンス・ネットワーク
三陸国際芸術祭2024 訪レ(令和6年度日本博2.0事業(委託型))
- 概要
- 「訪レ(おとずれ)」は⾳、そして、こだまするEchoes郷⼟芸能が息づく地には、神の⾳連れ(おとずれ)に、お
囃⼦と唄が響き、舞がはじまり⼈々が集います。季節が訪れ、⼈が訪れ、⽣と死が訪れる。
私たちの営みから切り離すことができない「訪レ」という変化の営み。三陸を訪れることは、神々の⾳連れに触れる
化のような特別な体験となることでしょう。
- 年度
- 2024年度
- 地域
- 三陸沿岸15市町村
- 役割
- 推進員会事務局運営・芸術祭の企画制作・PR・調査など
- WEB
- 三陸国際芸術祭 https://sanfes.com
三陸国際推進員会 https://sanrikuarts.com
- 体制
- 主催| 三陸国際芸術推進委員会 独立行政法人日本芸術文化振興会 文化庁
共催|八戸市、階上町、洋野町、久慈市、野田村、普代村、田野畑村、岩泉町、宮古市、山田町、大槌町、釜石市、大船渡市、陸前高田市、住田町、三陸鉄道株式会社、公益社団法人全日本郷土芸能協会、特定非営利活動法人いわてアートサポートセンター、特定非営利活動法人ジャパン・コンテンポラリーダンス・ネットワーク
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ギャラリー
動画
- 三陸国際芸術祭2023 移ル
- 2023
- 三陸国際芸術祭2022 彩
- 2022
- 洋と野に舞う 三陸未来芸能彩
- 2022
- 三陸篝火芸能彩
- 2022
- 三陸ブルーラインプロジェクト
- 2022
- 髪長姫
- 2021
- CM髪長姫
- 2021
- 三陸国際芸術祭のあゆみ(2011-2019)
- 2019
- 三陸国際芸術祭2018
- 2018
体制
本事業は三陸国際芸術推進委員会(構成団体:青森県|八戸市、階上町、岩手県|洋野町、久慈市、野田村、普代村、田野畑村、岩泉町、宮古市、山田町、大槌町、釜石市、大船渡市、陸前高田市、住田町、岩手県(県北広域振興局、沿岸広域振興局)、三陸鉄道株式会社、公益社団法人全日本郷土芸能協会、特定非営利活動法人いわてアートサポートセンター、特定非営利活動法人ジャパン・コンテンポラリーダンス・ネットワーク)によって行われています。当法人は発起人団体の一つとして、事務局運営に携わっています。
Report
- データ
- 体制図
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三陸国際芸術推進委員会は、各構成団体の推進委員で構成する「推進委員会」、構成団体の運営委員及び非構成団体として参加する団体の運営委員と、事務局、プロデューサー、アドバイザー及び顧問等で構成する「運営委員会」をもって各種事業を実施しています。「推進委員会」は事業方針を定め、「運営委員会」は事業推進を担う。
- 基本データ
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三陸国際芸術祭2021は全40回イベントが開催(コロナ禍で内8事業は中止、10事業は制限開催)されました。公演等の鑑賞事業は10回、ワークショップ等の交流事業は27回、展示事業が3回を開催(され、22,316人が来場しました。延93団体(組)の郷土芸能団体やアーティスト(出演人数は延1,053人)と延463人のスタッフが参加しました。
- アンケート調査結果
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三陸国際芸術祭2021は延べ22,316人が鑑賞または参加し、97.6%の観客が満足したと回答しました。特に開催地域以外の観客の満足度は98.7%と極めて高い結果となりました。
またイベント終了後に「芸能や文化芸術により関心を持った」と91.1%が回答したほか、「三陸地域や開催地により関心を持った」と89.9%が回答し、三陸国際芸術祭は芸能をはじめ、文化芸術への関心を高めるとともに、三陸沿岸地域自体への関心を大幅に高めました。
その他にも「三陸国際芸術祭は地域づくりに効果がある」と93%が回答し、特に「芸能の担い手育成や継続に繋がると思う」21.4%、「芸能や文化芸術活動が活性化すると思う」20.1%、「子供たちの育成につながると思う」15.7%「地域の人々に活力をもたらすと思う」14.5%と地域文化や人材の育成に寄与していることも期待されています。
- 2021年度
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三陸国際芸術祭2021は全40回イベントが開催(コロナ禍で内8事業は中止、10事業は制限開催)されました。公演等の鑑賞事業を10回、ワークショップ等の交流事業を27回、展示事業が3展示を開催し、22,316人が来場しました。延93団体(組)の郷土芸能団体やアーティスト(出演人数は延1,053人)と延463人のスタッフが参加しました。